子どもが思春期を迎えて大変な方たちへ

ほめることがいいのはわかっていても、子どもたちの生活態度、口のきき方ときたら・・・

わかっちゃいるけど、ほめられない！！

「いったい、どこをどうほめたらいいの？」

と言う人へのアドバイス。

それは、多くのことを望まないこと。

子どもへの要求水準を下げることです。

部屋中に荷物や服が散らばっているに平気

――→友だちが来るときに、急いで片付けているから、まぁいいか

男の子なのに、洗面所に化粧品を並べ、30分もかかって髪をセットしている

――→身だしなみ、ってことで、まぁいいか

帰宅時間が遅く、門限破りが多くなっている

――→とりあえず、無事に生きてる

口で言うほどかんたんではないけれど、

要求水準を下げると、子どもの「いいところ」が見えてきます。

明日に続く・・・

『わかっちゃいるけど　ほめられない！脳を育てる「ほめる表現力」』（宝島社）

2004年に出版