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創業者ご挨拶

お子さんは、自分を上手に伝えることができますか?きちんと人の話が聞けますか?
友だちといい関係を築くとき、大人になって仕事をするとき、生きていく上でコミュニケーション力はかかせません。
この力は性格やもって生まれた才能だけではなく、練習でつけることができるのです。
日本のすべての子どもたちが、ことばのチカラを身につけて、かけがえのない自分を生かして、21世紀を生き抜いてほしいと願っています。
高取しずか

 

ことばキャンプの歴史

創生期(1998~2003年)

米国に暮らし始めて出会った英語の壁。

それは英語力だけでなくことばを尽くさなくても察しあうコミュニケーションをしてきた!という気づきが原点、日本の子どもたちに「ことばを使って自分を伝える」スキルを身につけてほしい、とスタートした。

幼、小、中学校のオーラルコミュニケーション授業の現場を見学したり、家庭で行われている「ことばのしつけ」をインタビュー。

「話す聞く力は、練習次第で上達する」ことを実感する。

2001年、代表の髙取が帰国後、子育てネットのメンバーと合流し、『親子で育てる「じぶん表現力』(主婦の友社2002年)を出版。

米国で行われていたオーラルコミュニケーション教育の要素を抽出して7つの力のトレーニングに体系化。

コミュニケーション教育の新しい取り組みとして新聞、雑誌で話題になる。

2003年NPO法人を設立した。

児童養護施設で活動(2004~2012年)

出版を契機に、全国から依頼を受けてワークショップや講演会実施。

2006~2008年横浜市の幼稚園でコミュニケション教育を実施。(ことばキャンプの原型)2008年に児童養護施設の施設長との出会いをきっかけに、児童養護施設での活動が始まる。

2009年「かながわ子ども子育て支援プロジェクト」プロジェクトに選考される。

2010年?ゴールドマンサックスと東京都ボランティアセンターとの協働による「貧困の連鎖を断ち切る」プロジェクトの小学生部門を担う(~2014年)。

独立行政機構(WAM)の助成事業に選考され神奈川県、東京都の児童養護施設で活動が広がっていく。

2011年、横浜市のみなとみらいに初めての事務所(机一つ)を持つ。

「ことばキャンプ」と命名。

事業の拡大(2013~2019年)

その後も外資企業の支援プロジェクトに選考され、神奈川県、千葉県、埼玉県、長野県、静岡県の児童養護施設へと地域的に広がっていく。

2015年に「かながわボランタリー活動推進基金21協働事業負担金対象事業」に選定された。神奈川県との協働事業(5年)がスタートし、5年間にわたり神奈川県内の施設とかかわりながら、入所児童と職員向けの自立支援を行う。2017年、東北の児童養護施設で、ならびに地元のNPOと協働して、親子支援事業を実施。

また母子生活支援施設、里親・里子支援、社会的養護の子どもたちへ活動が広がっていく。

事業の拡大に伴い、インストラクター養成事業を推進していく。

代表の髙取が大学院で研究。「ことばキャンプ」の効果検証を行い、複数の学会で発表する。

2016年より一般家庭向けの教室事業をスタート。教室の全国展開を目指してインストラクター養成事業を本格始動する。