ジャーナリスト山本美香さんが亡くなりました。
「平和な日本で暮らす私たちには、戦争は遠い国の出来事と感じるでしょう。
でも紛争の現場で何が起きているか伝えることで、世界が少しでも良くなれば」
と志を貫いてきた方です。
山本美香さんの本の制作にかかわっていた、知人が
訃報を聞き、こんなことを言っていました。
「ユーモラスで女性らしい人でした。
たくさんの人の死を見聞きしても「自分は死なない」と暗示をかけています。生きて帰ってリポートするのがお仕事だから。
って、言ってらしたのになあ・・・・」
言葉がありませんでした・・・
このことをきっかけにして、
ご家庭で、山本さんのことを話題にして
「戦争について」お子さんと、いっしょに考えてみませんか?
子どもたちが「平和について考える」きっかけになることは、
山本さんの志をつなぐことになると思うのです。
心より、ご冥福をお祈りします。
『世の中への扉ー戦争を取材するー子どもたちあは何を体験したのか』(講談社)
在庫切れのようですね。